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家を建てて1年。アキュラホームで本当に良かった、と毎日感じています。大きな後悔と呼べるものは正直思いつきません。
でも、もう一度建てるなら「最初からこうしておけば、もう少し楽だったな」と思う細かいポイントが5つあります。
これから注文住宅を検討する方、特に打ち合わせがこれから始まる方に向けて、我が家の実体験から「事前に決めておくとあとで楽になる」5つを共有します。後悔回避というより、選択肢を増やすためのチェックリストです。
ITインフラエンジニア × 完全在宅勤務 × 4人家族 × アキュラホーム1年居住の視点から書きます。
タクミ | 2025年2月完成・入居1年以上 | 在宅ワーカー・子育て世帯
この記事を書いた人と家の前提
5つのポイントは我が家のスペックと生活パターンを前提にしているので、最初に共有します。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ハウスメーカー | アキュラホーム(超空間の家Neo) |
| 構造・規模 | 木造2階建て・延床40坪・吹き抜けあり |
| 断熱等級 | 6(2025年度時点で住宅性能表示の上から2番目) |
| エネルギー | オール電化(IHコンロ・エコキュート) |
| 太陽光 | 4.0kW(蓄電池なし) |
| 空調 | 全館空調なし(各部屋にエアコン) |
| 居住者 | 大人2人+子ども2人 |
| 在宅勤務 | 私が完全在宅。配偶者も在宅多め |
| 入居 | 2025年2月 |
「在宅勤務」「ITインフラエンジニア」「子育て世帯」の3要素が、以下のチェックポイントに強く影響しています。
ポイント① LAN配線はCat6A指定+天井AP用LAN口を確保
ネットワークエンジニアの私が、家を建てる時に最も「もう少し早く知っていれば」と思ったのがこれです。
我が家で起きたこと
- LANケーブルのカテゴリを指定し忘れた → 明確な確認はしていないがおそらくデフォルトのCat5e(最大1Gbps)相当が引かれている可能性が高い
- 天井AP(アクセスポイント)用のLAN口を仕込まなかった → クローゼット内の弱電盤に置く構成になり、電波が壁で遮断される
どちらも壁の中の配線なので、あとから変更不可。家全体のネットワーク性能の上限を、建築段階で決めてしまったことになります。
これから建てる人へのアドバイス
- 発注書・図面に「LANケーブルはCat6A(10Gbps対応)」と明記する
- 天井(リビング・廊下など電波が広がりやすい場所)に1〜2箇所のLAN口を仕込む。PoE対応APなら電源工事も不要
- コスト差は1〜2万円程度。あとから後悔する金額の桁が違う
LAN配線の失敗の詳細と、我が家がどうリカバリーしたかは 現役ネットワークエンジニアが後悔した注文住宅のネットワーク設計 で詳しく書いています。
ポイント② 書斎の冷房・換気は機器発熱を考慮
在宅勤務する方は、書斎の温熱環境を「住む人前提」だけで設計すると失敗します。機器発熱がかなり効きます。
我が家で起きたこと
- 3畳の書斎でPC・モニター・照明・ルーターなどをフル稼働 → 室温が想定より上がる
- 冬でも冷房が必要になる日がある(機器発熱で書斎だけ夏のような暑さ)
- エアコンは壁付けに妥協した → 見た目のすっきり感で天井埋め込み(カセット型)にすればよかったと思っている
これから建てる人へのアドバイス
- 機器発熱を加味した冷房容量を計算する(PCゲーミング使用なら数百W〜1kW相当の追加熱源と考える)
- 天井埋め込み型エアコン(カセット型)も初期コスト+10〜20万円で検討する価値あり。書斎の見た目のすっきり感が段違い
- 換気経路を設計段階で考える(扉を閉めると暑い・開けると会議音が漏れる、のトレードオフ)
書斎の1年使用レビュー・サイズや配置の判断軸は 注文住宅の書斎を1年使った正直レビュー をどうぞ。
家づくり初期段階で「事前にどこまで決めておけばいいか分からない」と感じている方には、住宅購入相談サービス「すまいのいろはPlus」もおすすめです。注文住宅を中心とした幅広い知識を持つアドバイザーに無料で相談できます。本記事のチェックリストに加えて、第三者目線で家づくり全体の優先順位を整理してもらえます。
【家を考え始めたら】すまいのいろはPlusポイント③ 両親からの援助確認は家づくり初期段階で
これはお金の話で、タイミングが致命的に重要です。我が家は「もっと早く確認しておけば」と思った最大の点。
我が家で起きたこと
- 両親からの援助確認が仕様がほぼ確定した後になってしまった
- 援助があると分かった時点で削ったオプションは戻せない(発注済みのため)
- 「もう少し予算があれば追加したかったもの」を完成後に思い出す
これから建てる人へのアドバイス
- 家づくりを始める最初の段階で家族と援助の可能性を相談する(援助があるか不明でも「もしあったら」を聞いておく)
- 援助があるなら住宅取得資金贈与の非課税制度の枠も先に把握(2025年時点で省エネ住宅は最大1,000万円)
- 親側の心理として「言わないだけで援助の意思はある」ケースが意外に多い。聞いてみる価値あり
我が家の費用内訳・援助の実体験は アキュラホーム「超空間の家Neo」の坪単価と総額を公開 で詳しく書いています。
ポイント④ 予算は最初から少し高めに設定
打ち合わせで最も体力を使ったのが「予算オーバーから削る作業」でした。これは初期設定で大幅に楽になります。
我が家で起きたこと
- 最初の打ち合わせで「欲しいもの・やりたいこと」を詰め込んだ → 予算を大きくオーバー
- 後半の打ち合わせで「何を削るか」の議論が続き、疲弊
- 削ったものの中には「援助があれば残せた」「あとで後悔した」ものも
これから建てる人へのアドバイス
- 当初予算+10〜20%を「上限」として設定して打ち合わせに臨む
- 希望を詰め込んでから削るより、枠内で工夫する方が体力的にも精神的にも楽
- 土地+建物+外構+諸費用+家具家電まで含めた総額で考える(建物だけで予算組むと外構や引っ越し費用で破綻する)
打ち合わせの実体験・予算オーバー対応の流れは アキュラホームの打ち合わせ全記録 で時系列に書いています。
ポイント⑤ 太陽光容量は自家消費パターンから逆算
太陽光は「とりあえずたくさん載せれば得」ではありません。自家消費の電力パターンから逆算するのが正解です。
我が家で起きたこと
- 4kW太陽光・蓄電池なし → 1年間の売電額は51,296円(月平均約4,275円)
- 「夏が太陽光ピーク」のイメージで設置 → 実際は4月が年間最高売電(7,360円)、夏は5,000円台
- FIT期間(10年)終了後は単価が半分以下になる前提も必要
これから建てる人へのアドバイス
- 昼間の電力消費パターン(在宅勤務の有無・家族構成)から逆算して容量を決める
- 売電だけで元を取る計算はFIT期間では難しい。自家消費の電気代削減とセットで経済性を見る
- 蓄電池は2026年時点でまだ元取れない計算が多い。配線・配管だけ確保して将来追加の判断を残す
- 「太陽光は災害時の保険・電気代高騰時のヘッジ」と捉えると判断しやすい
1年分の月別電気代・売電額・実質光熱費の完全データは 【1年実績】オール電化×太陽光4kWの注文住宅・実質光熱費は年間15万円 で公開しています。
これから家を建てる人へのチェックリスト
5つのポイントを、打ち合わせ前に確認できるチェックリスト形式でまとめました。スクショ・印刷して持ち帰ってください。
- ☐ LANケーブルはCat6A以上で発注書に記載した
- ☐ 天井AP用LAN口の場所をハウスメーカーに指定した
- ☐ 書斎の冷房容量を機器発熱込みで検討した
- ☐ 書斎エアコンの天井埋め込み型を選択肢として検討した
- ☐ 両親からの援助の可能性を家族と相談した
- ☐ 住宅取得資金贈与の非課税制度を把握した
- ☐ 予算上限を当初予算+10〜20%で設定した
- ☐ 土地+建物+外構+諸費用+家具家電の総額で予算を考えた
- ☐ 昼間の電力消費パターンから太陽光容量を逆算した
- ☐ 蓄電池の現時点での経済性を確認した
まとめ
- 1年住んだ我が家は後悔ゼロに近い満足度。でも事前に決めておけば楽だったポイントが5つある
- LAN配線・書斎冷房・援助確認・予算設定・太陽光容量の5つは打ち合わせ前に方針を決めておくと体力消耗を防げる
- ITインフラ・在宅勤務・子育て世帯という条件の重なる方には、特に①と②が効く
- 援助確認は金銭面で最大の効果(削ったオプションが戻せる可能性)
- 太陽光は容量より自家消費パターンとの整合性
家づくりは1社の提案だけで進めると比較対象が無くなり、結果として「これでよかったのか」が永遠に分からないままになります。本記事の5つのポイントを軸に、複数のハウスメーカーから具体的な提案を取り寄せて比較するのが最も堅実です。
我が家がアキュラホームを選んだ経緯・住み心地の総合評価は アキュラホーム「超空間の家Neo」で建てた正直レビュー をどうぞ。
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